2025年10月02日 / 最終更新日 : 2025年10月02日 京すずめ 京都の引力20 京で誕生した言葉と風景 土居好江 江戸時代後期を代表する浮世絵師・葛飾北斎。『冨嶽三十六景』、『北斎漫画』など富士山を描いた絵師ですが、90年の人生で93回の引っ越しを繰り返したことで有名です。75歳の時には引っ越し回数はすでに56回に達し […]
2025年09月25日 / 最終更新日 : 2025年09月25日 京すずめ 京都の引力19 京言葉、心を整える 土居好江 京都生まれで京都育ちの私には、自分自身が京言葉を話しているという自覚がありませんでした。標準語を話していると思い込んでいたのです。ところが、首都圏で講演などをさせて頂く時に、「今日は京都弁が聞けてうれしい」と […]
2025年09月18日 / 最終更新日 : 2025年09月18日 京すずめ 京都の引力18 京都御所 鬼門と天門 土居好江 天皇は毎朝、起床されると体を清め、そこで「祈り」の儀式をされました。京都から伊勢神宮の方角が東南の隅にあたるので、内裏の「清涼殿」(せいりょうでん)天皇のお住まい)の東南の隅に、「石灰の壇(いしばいのだん) […]
2025年09月11日 / 最終更新日 : 2025年09月11日 京すずめ 京都の引力17 千年つづいた御所での祈り 土居好江 2020年5月23日撮影 京都御所見学会にて 京都市の真ん中にコンクリートではなく、砂利におおわれた京都御苑があります。この御苑に入ると、歴代の天皇が国家の安泰・平和と国民の幸せを祈られた祈りの願いが、土地の […]
2025年09月05日 / 最終更新日 : 2025年09月05日 京すずめ 京都の引力16 陶器と漬物Ⅲ 奈良漬 土居好江 奈良漬はキュウリ、スイカ、生姜の野菜を塩漬けにして、何度も新しい酒粕(さけかす)に漬け替えながらできた漬物のことで、もともとはウリの粕漬けからきていて、古代から食べられてきた漬物です。 醤(ひしお)と粕 […]
2025年08月28日 / 最終更新日 : 2025年08月28日 京すずめ 京都の引力15 陶器と漬物Ⅱ すぐきと賀茂茄子、都野菜 土居好江 八隅農園すぐき小屋 12月になると、毎年、私は上賀茂の京野菜農家・八隅農園さんの「すぐき小屋」にすぐき漬を買いにお伺いします。すぐき小屋の10メートル手前ぐらいから、すぐき漬の良い香りが漂います。 すぐ […]
2025年08月21日 / 最終更新日 : 2025年08月21日 京すずめ 京都の引力 14 陶器と漬物Ⅰ 2025年8月8日撮影 若宮八幡宮境内 五條若宮陶器祭・大祭 2020年1月30日撮影八隅農園すぐき小屋 土居好江 古くから言われていることに、陶器が発達した場所の土で育った野菜は、美味しく味がよくて柔らかいと。京 […]
2025年08月14日 / 最終更新日 : 2025年08月14日 京すずめ 京都の引力13 老舗の無形資産 京都ならでは 土居好江 京都では毎年8月16日、お盆の締めくくりとなる五山送り火が行われます。五山送り火の歴史は室町時代から500年ほどと言われていますが、明治維新後の西洋文明が入ってきた時代は、疫病神を祓う祇園祭と、先祖の霊を送る […]
2025年08月07日 / 最終更新日 : 2025年08月07日 京すずめ 京都の引力12 老舗の無形資産1 土居好江 あぶり餅一和 平野屋 入山豆腐 京都には587年創業の池坊華道会、771年創業の源田紙業、885年創業の田中伊雅仏具店、そして、1000年創業のあぶ […]
2025年07月31日 / 最終更新日 : 2025年07月31日 京すずめ 京都の引力11 最高峰の宇治茶にチャレンジし、奇想天外な製茶場と喫茶の店舗・「売茶中村」 土居好江 2025年7月2日撮影 売茶中村の当主 中村栄志氏 店舗 茶農家にある製茶器具を小さくしたもの 茶葉 ➄お湯を入れると1枚の茶葉に戻る 人類が最初に出会った薬草が茶であると中国の古文献 […]